縫製加工品が海外から入荷、組み立て加工開始アクティブに活動するカメラマンに最適なストラップCoreSling。


本当に長い時間をお待たせしました。

海外からCoreSlingの縫製加工が済まして国内に入荷しました

これで一安心、手元にあると安心感が増します。

縫製の強度も確認し、カメラ本体に取り付けに必要なカメラネジの取り付けを行いたいのですが、本社工場もフル稼働の最中です。

開発の私も組み立てに入ることで組み立て日程を短縮してもらいました。

ではでは、早速組み立てに入りましょうかと海外工場からの箱を開けてみるとこれは意外、すべての製品が袋詰で乾燥剤が入っています。
てっきり段ボールにがっさり入って来るのかと思いきや意外ときちんとしている。

樹脂パーツは互いに傷をつけないようにナイロン系の袋に梱包されていますが、それだけでは結露の可能性が高く、カビなどの問題に繋がりやすくなります。

コロナ影響などで商品が消毒や発送待ちになることは多いのでこの様な乾燥剤をいれての梱包はトラブル防止にはありがたい。

組み立て時には封を切って中身を取り出す手間は掛かるのですが、品質には代えられませんから。

実際に作業する場合には段取りが重要です。

必要な道具、製品の置き場所、出てしまうゴミの捨て場所など一人の作業員が立ち上がらずに作業が完結するように作業スペースを組み立てていきます。

作業内容は文章にするといたって簡単。

写真にある様にEリングをカメラネジに装着をするだけです。

しかし、実際やるとなるとEリングを特殊な工具にはめるのが大変。

小さくてはめにくい。

落とすと小さくてステンレス製だから磁力に反応しないためパーツを落とすとその都度、探すのに時間が掛かってしまう。

時間が無い中あたふたと作業をしています。

慣れてしまうと自分が機械になったかのような錯覚を覚える程順調に行きます。

最初はもたついてしまうもので1分掛かる作業が後半には数十秒で仕上げる事が出来る程、慣れってすごいですよね。

私も慣れてくると作業内容だけでなく、他のパーツを確認したりしますがなんて事か、パーツが足りない商品を発見。
あってはならない事なんですが、あってしまった事は仕方がありません、作業を中断し全品検査、幸にもパーツが足らないのは私が見つけた一つだけだったようですが

協力工場には再発防止に努めるべく原因究明を指示するなどバタバタしています。


慌ただしく作業を行っていますが確実に製品化に向けて着々と進んでいます。
今週中には製品自体、初期ロットの完成が予想されます。

このペースでは10月にはクラウドファンディングの支援者様にお渡しできるかと思います。

コロナ影響にウクライナ戦争によるサプライズチェーンなど乗り越えようやくここまで来れたかと思うと感慨深いものがあります。

ですが、残り数少なくなって来た工程を気を抜くことなく進めていきたいと思います。

https://www.makuake.com/project/camera_strap/

製品情報

カメラをもっとフィールドに持ち出そう。

iCarryは、様々なフィールドで活躍されるカメラマンたちにとってシャッターチャンスを逃さないために開発されたカメラギアシリーズです。カメラを身体の一部のように、スムーズに持ち運べたら、あなたが覗くファインダーの世界はもっともっと広がるはずです。

著者情報

iCarry シリーズ開発室 By 開発担当下西 毅

皆さん初めまして、Icarry開発担当の私、下西は物創りの町東大阪で働いています。バイクで日本を旅した経験をもとに、旅行用品からカメラ機器まで、誰もが思いもよらないが必要とされる商品の開発を目指しています。
このコラムではそう言った開発こぼれ話だけでなく個人的なお勧め撮影ポイントなど雑多な記事を載せていきますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。

株式会社下西製作所

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