CoreSlingと三脚と連携、クイックシューと組みあわせる事で拡張性がグッと広がる話。
春の風が吹く新緑が眩しい季節になりましたね。
桜の賑わいが過ぎたとは言え、各地でコロナが終息の流れでイベントが多く人の流れも戻りつつあります。
撮影ポイントではカメラを片手に集まるカメラマンがひしめき合う事もしばしば。
そんな密集した中でカメラが邪魔にならない様に設計されているアクティブに活躍するカメラマンの為の速写ストラップCoreSling。

カメラを持って楽に移動する事が主体とした速写ストラップ。
本当に使い勝手が良いと好評を頂くのですが、三脚と連携を持たせてほしいとのお声を聞く事が多くなりました。
実は次回の企画ではCoreSlingプロ仕様としてその辺の要望をお答えできる商品を開発しようと思いますがそこまで待てないという方の為にちょっとした情報をお渡しします。
クイックシューと組みあわせる事で三脚連携が可能に
胸元にカメラがあるのは安心だが三脚に乗せ換える時にはいちいちネジを回しCoreSlingからカメラを取り外さないといけないのが面倒と思われる方がおられるとは思います。
元々はCoreSlingはカメラの三脚ネジを使用して取り付けを行います

カメラネジで着くことが出来るアイテムは殆どの物が使用できます。
そこで雲台に設置するクイックシューと組みあわせる事で三脚連携が可能可能に。

この様にクックシューの雲台側をCoreSlingに取り付けます。
こうする事でカメラ側に取り付けたパーツとで取外しが可能です。
クックシューと対応しているならばL型ブラケットやアルカスイスの規格とも対応できるため拡張性がグッと広がります。
CoreSlingの特徴、胸元の保持からクックシューを使う事で三脚へスムーズな取り付けが出来ます。
CoreSlingのベルトは素早い伸縮と体にフィットした時にベルトがあまり過ぎない様、調整されています。
そのため、地面に着くぐらいのギリギリ低さや万歳する高さなどの撮影ではベルトが邪魔になってしまいます。
その点クイックシューを使う事で自由度の高い撮影を行う事が可能です。

良いことずくめの様に見えるかもしれませんがクイックシューとの組み合わせは便利になるのですがその分、着脱パーツが増えるため落下の不安も増えます。
特に取り付けの瞬間は落下の心配がましますので気を付けてお使いください。
クイックシューの使用は自己責任の範疇でお願いします。
CoreSlingプロではその辺の落下を軽減できる機能を組み込みたいと考えています。
楽しみにしておいてください。
製品情報
著者情報
iCarry シリーズ開発室 By 開発担当下西 毅
皆さん初めまして、Icarry開発担当の私、下西は物創りの町東大阪で働いています。バイクで日本を旅した経験をもとに、旅行用品からカメラ機器まで、誰もが思いもよらないが必要とされる商品の開発を目指しています。
このコラムではそう言った開発こぼれ話だけでなく個人的なお勧め撮影ポイントなど雑多な記事を載せていきますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。
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